Dr. えふたのぶろぐ

博士号を持ってるので科学や仕事のことを書くことが多いです.バツイチ双子のママと婚約中なので,初婚にして父親になる立場としての記事も書きたいと思ってます.あとはライフハック的なことも.

博士号を取ったことに意味があるか (数年遅い社会への進出)

博士号を取ったからといって、即戦力として扱う企業はどれくらいあるんだろう。

 

日本企業は、就職活動の面接で、マッチングをかなり重要視していることを考えると、修士卒からの3年間の教育期間を同じように博士卒の人間に費やすわけにはいかないから、教育のための時間をできるだけ省きたいのかなーとかふと思いました。

僕は外資系企業に勤めてはいるものの、昔は日本系の企業だったので、上司も年配の社員の多数はその当時からの人材であるから、そういう気質はぬぐい切れず、外資系企業でよく言われる実力主義とまではいかなく、やはり新人は日本系企業と同様に教育してから独りで仕事ができるようになるのを期待しているのではないかなと思います。

ただ、外資系企業の気質があるので、そこまで手厚く教育するというよりは、それぞれの裁量に任せるところはあるでしょう。

 

それを踏まえると、僕自身の今置かれている環境で考えると、博士号取っているものの、まだ一人でお客に行くようなことはないわけです。(上司は一人で客に行かせるようなことを言っているが、その機会はまだない)

この状況はいかがなものかなと。

ただでさえ、社会人になったのが27歳で、早く活躍したいというのに、悠長なことはできないと思っています。

修士卒の同い年の人の方がバリバリ仕事をしているのかなと思ったら、少し嫌な気持ちになるわけです。

早く社会人になった方がよかったのかなとか少し思うこともあります。

 

ただ、社会に進むのが遅かったという側面だけで、僕自身ほかの人に劣っていることばかりだとは思っていません。

社会人経験の少なさを凌駕できるほどの経験をしてきたと思うし、それを早く発揮できるように努力すればいいだけです。

 

そう思って、これからも一人前、それ以上になるようにがんばっていきたいと思います。