Dr. えふたのぶろぐ

博士号を持ってるので科学や仕事のことを書くことが多いです.バツイチ双子のママと婚約中なので,初婚にして父親になる立場としての記事も書きたいと思ってます.あとはライフハック的なことも.

社会人2年目を迎えるタイミングで転職活動をした話 【きっかけ編】

表題の通り、今年の3月中旬から4月下旬にかけて転職活動をしました。

ただ、結局転職はしてないですが、博士卒社会経験1年の人間がどのように見られるのかはわかったかなと。

多分近い将来また転職活動をすると思うので、その時に今回の経験が生かせると思うので、記録として残したいと思います。

 

経歴確認

まず、簡単な経歴と現在の仕事内容・報酬は以下の通り。

 2017年3月 地方国立大学大学院で博士号 (理学) 取得

 研究室は大学4年から6年間同じ

 有機化学

 博士3年の時日本学術振興会特別研究員 (DC2) に採択

2017年4月 外資系化学メーカーに研究職として就職

 応用開発メイン

 年俸制で約450万 + 残業代 + インセンティブ

 

 なぜ転職活動しようと思ったか

率直に言って、自分がしたいことと違ったし、環境が嫌だったから。

 大学院で基礎研究ばかりやってきたけど、アカデミックの道で食っていけないと思ったのと、応用研究・身近な商品の開発に携わりたいと思ったことから企業に就職したものの、自分が携わってる仕事が面白いと思えなかった。

たった1年も仕事してないのに何ほざいてるんだと言われそうだが、博士卒で27からの社会人生活スタートで、したくないことに時間を割くのはもったいないと感じていた。

給与や福利厚生面に関しては、おそらくほかの企業に比べてすごく良いのだろうと思う。

それでも環境は好きじゃなかった。

大学時代はそれなりに都会に近くて、交通の便も良かったが、車がないと生活できないような土地に引っ越した。

生まれた土地に比べたら全然栄えているが、9年も便利なとこに住んでたから、ギャップがきつかった。

付き合っている彼女とも離れてしまったのも悩みどころだった (これが主な理由だった莉する)。

あと、会社に若手社員が少なすぎた。

ベテラン社員がたくさんいるから、面倒見てもらえるのかもしれないが、同世代があまりいないのは、悩みを相談するような人もいないし、切磋琢磨して仕事をする人がいないことになるから、仕事のモチベーションを保てるのかが不安になった。

 

転職活動スタート、エージェントサービス登録

上に辞めたい理由書いたが、実際転職活動は思い立ってやったわけではなく、なんとなく始めた。

3月中旬、体調を崩して2日間有給休暇を取って家で休んでいたが、暇だったし、なんとなくビズリーチに登録した (CMの子がテレビに出てたからとかそんな感じだった気がする)。

ビズリーチは有料会員になると、便利に使えるのだが、プロフィールを登録するなど、ステップを踏むとプレミアムチケットなるものが貰え、有料会員と同じサービスを得られることができた。

プロフィールを登録して、職務経歴などを書いて登録してから数日の間に色々な転職エージェントからメッセージが入った。

有名なところで言うと、JACリクルートメントやエンワールドなど転職エージェント会社から連絡が入り、面談をしたいとの旨を伝えられたので、後日それらの会社のコンサルタントと電話で面談を行った (直接会うのは立地的に難しかった)。

面談では、自分の経歴と転職を始めようとしたきっかけ、職場の不満、どのような職を希望するかなどを聞かれた。

希望職種を聞かれたとき、基礎研究にこだわりはない、技術営業的な職もありかなと伝えた。

これは、企業に勤めることを決めた時に応用研究をしたいと思っていたので、別に基礎研究じゃなくていいと思っていたのと、1年間企業で働いてみて、お客さんと多く接する機会があった方が楽しそうと思ったから。

実際、一か月半ほどの転職活動で面接に行ったのも研究職じゃなかったです (実際の転職の詳細に関しては次回)。

エージェントサービスで一番よかったなと思ったのは、自分の希望に沿った求人だけでなく、自分では考えてもいなかった職種を紹介してくれたこと。

実際に転職はしなかったけど、非常に良い経験になったかなと思います。

 

次回、転職活動の詳細と結局転職しなかった理由なんかも書きたいと思います。